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どんな人たちがガイドヘルプを必要としているの?

※このサイトでは、主に知的障害のある人たちが必要としているガイドヘルプについて紹介していきますが、

 ガイドヘルプを必要としている人の障害は身体障害、精神障害、難病等多岐に渡ります。

 知的障害のある人たち

 

知的障害のある人たちの機能障害の状況は幅広く、一人ひとり必要としているサポートが違います。

自分自身のこと、周囲のことを見えたり聞こえたり感じることはできてもそれが「何であるか」を理解して、どう行動するかを考えて判断することが苦手です。

 

例えば…

 

◯自分の身の回りのことは、だいたい自分でできるけど…。

 

周りの人たちと、コミュニケーションもとれるのだけれど、お金の計算ややり取り(買い物)、自分にあった状況を選ぶ、行きたいところへの交通経路を調べる、予想外の出来ごと(事故や天候の大きな変化など)への対応が苦手。ものすごく頑張れば一人で外出をすることもできるが、自信がなく凄い不安になってしまう。

 

◯コミュニケーションのサポートや身体面でのケアや安全面でのサポートが必要。

 

言葉で自分のキモチや状態を説明して人に伝えたり、他人が言葉だけで説明していることを理解することが苦手。状況に対して、自分が安全に快適にいるためには、どう行動するを考えて判断することが苦手なので、食事や更衣、排泄等に介助が必要だったり、危険な場面(走っている車や電車、高所等)でのサポートが必要。

 

◯場面を理解して周りの人たちと調和することが苦手…。

 

自分の行動を周りの人がどう感じているかを理解することが苦手で、大きな声を出したり、急な動きをしたり、ゆっくり過ぎたりしてしまい、周囲とトラブルになってしまった時に、その状況を解消することが苦手。

 

そんな苦手なことが、人により大きく違いがあり「知的障害者はこういう人です」って乱暴なカテゴリーを作ることはできませんが、このサイトでは「それらの苦手なこと」へのサポートがないと外出が困難な人たちについて取り上げていきます。